皆さんこんにちは。haretoma JOURNAL の晴れとまとです。
頑張ろうと思って始めたのに、気づいたら3日でやめてしまった…。そんな経験、誰にでもありますよね。いわゆる「三日坊主」です。
私も多分に漏れず三日坊主の常習者でした笑
そのたびに「あ~あ、また続かなかった」「自分はダメだなぁ」と何度も後悔してきました。
実はこれは「意志が弱いから」ではありません。脳や心理の仕組みによる、誰にでも起こり得る自然な反応なんです。今日は、なぜ三日坊主になってしまうのか、そしてそこから抜け出すためのヒントをお伝えします。
三日坊主になるのは「脳のクセ」
人間の脳には「現状維持バイアス」と呼ばれる性質があります。これは、変化をストレスとして捉え、なるべく今の状態を保とうとする働きです。
だから新しい習慣を始めても、最初のうちは「やめた方が楽だよ」と脳がささやいてくるのです。
さらに、もう一つの原因が「報酬の遅さ」。
人は「すぐに得られる快楽」に弱い生き物です。ダイエットや勉強、貯金などのように成果が出るまで時間がかかるものは、途中でやめやすいのです。
そして、意外に多いのが「目標が大きすぎる」こと。
「毎日1時間運動する」「英単語を1日100個覚える」など、初日から全力で取り組むと、少しできなかっただけで挫折感を覚えてしまいます。
三日坊主を克服するコツ
では、どうすれば三日坊主から抜け出せるのでしょうか?
小さく始める
1日10分の運動、1ページの読書。続けられる最小単位でスタートすることがポイントです。「できた!」という成功体験が積み重なると、自然とやる気がわいてきます。
環境を整える
運動ならウェアを目につく場所に置く、勉強なら机の上を片付けておくなど、「始めるまでのハードル」を下げる工夫をしましょう。
ご褒美を用意する
運動した後に好きな音楽を聴く、勉強後にお気に入りのお菓子を食べる。小さな即時報酬を作ることで、脳が「やると気持ちいい」と覚えてくれます。
仲間とシェアする
SNSやブログで「今日も続けました」と発信するのも効果的。他人の目があることで「続けよう」という力が働きます。
三日坊主は本当に「失敗」?
ここで1つ考え方を変えてみましょう。失敗の捉え方です。
皆さんは「続かなかった=自分はダメだ」と思ってしまいますよね。でも三日で辞めてしまってもまた始めればいいんです。
「3日間続けられた」ことは正しく成果なのですから、それを繰り返せばいいのです。1回は小さくても何度も繰り返せば、最終的に大きな成果につながるんです。
もし途中で止まってしまっても、それは学びの一部。重要なのは「やめないこと」ではなく「また始められる自分でいること」です。
最後に(読者のあなたへ)
あなたが今、「続かない自分はダメだ」と思っているなら、まずはその考えをやわらげてください。あなたは十分に頑張っているし、三日坊主になるのはごく自然なことです。大事なのは、小さな成功体験を積むこと、そして失敗しても自分を責めずにまた始めること。
今日から一緒に、小さな一歩を踏み出してみませんか?
もしよければ、どんな小さな目標を立てるか一緒に考えますよ。コメントやSNSで「今日の10分やりました」と教えてくれたら、私もすごく嬉しいです。
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