この世界が才能やセンスでできているなら、努力する必要はない。
「この人は才能あるよね」
「やっぱりセンスが違うな…」
そう思ったこと、僕は何度もあります。
そしてそのたびに、「じゃあ、頑張っても意味ないのかな?」なんて、ちょっと心が折れそうになるんです。
でも、本当にそうなんだろうか?
フロイド・メイウェザーの言葉に背中を押された
最強のボクサーと呼ばれたフロイド・メイウェザー。
50戦無敗、誰にも負けなかった男。
すごい記録を持っているから、きっと天才なんだろうな…と思いますよね。
でも、彼はこんな言葉を残しています。
“Hard work beats talent when talent doesn’t work hard.”
「才能が努力しなければ、努力が才能を打ち負かす。」
才能があっても、努力をしなければ意味がない。
逆に言えば、努力には才能を超える力があるってことなんですよね。
「最強」は、生まれつきじゃなかった
メイウェザーはこうも言っています。
“I’m not the best because I’m talented. I’m the best because I work harder than anybody else.”
「俺が最強なのは才能があるからじゃない。誰よりも努力してるからだ。」
彼は毎日、誰よりも早くジムに行き、誰よりも遅くまで練習していたそうです。
食事、睡眠、トレーニング。どれも徹底的に管理して、自分の身体と本気で向き合っていた。
その姿は、「才能」なんて一言じゃ到底片づけられない。
それこそが彼の“強さ”だったんじゃないかと思います。
僕らにとっての「努力」って?
でも、僕たちはボクサーじゃない。
毎日、仕事に追われて、家に帰ればヘトヘトで。
「努力しろ」なんて言葉を聞くと、正直ちょっとしんどいですよね。
それでも、ふとしたときに「もうちょっとやってみようかな」って思える瞬間ってありませんか?
早起きして本を読むとか、いつもより丁寧に資料を作ってみるとか、苦手な相手にちゃんと向き合ってみるとか。
そんな小さなことも、僕は“努力”だと思っています。
才能がないとダメ? そんなことない。
もしこの世界が、才能やセンスだけでできているなら、僕らが頑張る理由はなくなってしまう。
でも、そうじゃない。
本当に結果を出す人って、見えないところでちゃんと努力してるんですよね。
努力って、派手じゃないけど、ちゃんと積み上がっていくものなんだと思います。
最後に
「どうせ自分は才能ないし」
僕もよく思ってしまいます。
だけど、フロイド・メイウェザーの言葉が、そんなときの自分を少しだけ前に進ませてくれます。
「才能が努力しなければ、努力が才能を超える」
だから今日も、小さくてもいいから前に進もうと思います。
きっとどこかで、その一歩が“才能ある人”に変えてくれる日がくるから。
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