導入
皆さんこんにちは。haretoma JOURNAL管理人の
晴れとまとです。
小さい頃、「よく噛んで食べなさい」と言われませんでしたか? 私は正直、「なぜそんなに噛まなきゃいけないのか」分からず、気にせずガツガツ食べてきました。味わうこともほどほどに、とりあえずお腹を満たすことが第一。つまり早食い派です。
ところがこれが、太る原因になっていたんです。それに加えて、健康面にも大きな影響があることが分かってきました。
今回は「噛まずに早く食べる習慣」が体型や健康、さらには脳のコンディションにまで影響する事実を、分かりやすく解説します。ぜひ最後までお付き合いください。
よく噛むことのメリット
- 満腹感が得られやすい
噛む刺激は脳に伝わり、食べ始めてからおよそ15〜20分後に満腹中枢を働かせます。ゆっくり噛むことで「食べすぎ防止」に役立ちます。 - 消化を助ける
唾液に含まれる酵素が食べ物を分解し、胃腸の負担を軽減します。 - 脳の活性化
よく噛むことで脳の血流が増え、集中力や記憶力の向上につながります。 - 口腔・美容面にもプラス
顎を使うことでフェイスラインを保ちやすく、唾液分泌が増えて虫歯予防にもなります。
「脳の活性化」と噛むことの関係
噛むことは、食べ物を細かくするだけではありません。
- 脳への血流が増える → ぼんやりが晴れて頭が“起動”しやすくなる。
- 集中・記憶が整う → ガムを噛むと頭がスッキリする感覚に近い。
- 将来の脳の健康維持にも → 年齢を重ねても、よく噛む習慣が脳への刺激を保つ役割を果たします。
噛まない・早食いのデメリット
- 食べすぎやすい(満腹感が出にくい)
- 胃腸に負担がかかる(大きい塊のまま運ばれる)
- 血糖値が急上昇しやすい → 太りやすさ・眠気・だるさにつながる
- 結果として生活習慣病リスクも高まります
血糖値の急上昇と「太りやすさ」
- インスリンが大量に分泌される
血糖を下げるために出るホルモン=インスリン。その一部は余分な糖を脂肪として蓄える働きをします。 - 乱高下で食欲が暴走
急上昇のあと急降下が起きると、強い空腹感を感じて間食・食べすぎにつながります。 - ジェットコースターのような血糖値
「急に上がる → 急に下がる → また食べたくなる」の繰り返しは、体を“脂肪をため込みやすいモード”にしてしまいます。
食事誘発性熱産生(DIT)と噛む習慣
食事中は、消化や吸収のためにエネルギーを消費します。これを食事誘発性熱産生(DIT)と呼びます。
よく噛むことでDITが少し増え、“ちょい燃焼”が起きやすくなるのです。もちろん1回の効果は小さいですが、食事は1日3回、365日。積み重ねれば大きな違いになります。
「よく噛む人はスリムに見える」というのも、こうした積み重ねが影響しているのかもしれませんね。
まとめ・行動提案(今日からできる3つ)
- 最初の3口は10秒かけて噛む
香り→噛む→飲み込むを意識して味わいましょう。 - 一口を小さくする
結果的に噛む回数が自然と増えます。 - 噛みごたえのある食材を取り入れる
キャベツ、根菜、漬物、雑穀・玄米などをプラス。
私自身、早食いのクセがあるからこそ「よく噛んで味わうこと」の大切さを痛感しています。ダイエット中はお腹が空いてつい急ぎがちですが、「これしか食べられないから大切に味わおう」と意識して、なるべく一口を小さくし、噛む回数を増やすように心がけています。
味わって食べることで、食べすぎ防止・血糖コントロール・脳の活性化・プチダイエット効果まで得られるのですから、お得ですよね。
皆さんも今日から少しずつ試してみてください。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。
haretoma JOURNAL 管理人:晴れとまと
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